動の赤と静の青

幾千万の星から 貴方を見つけられる

DDや掛け持ちは悪か

 

「何かしらの間違いでいいから僕のものになってくれないかなあ」ってそれはこっちのセリフなんだけどなあ

毎晩寝る前に聴いて泣いてるよ

 

今回はDDや掛け持ちについて色々書いてみたくなった。わたし自身が掛け持ちに該当するのかを話題の中心とするので、いつも通り自己満の長ったらしい文章になると思う。

前提としてわたしは人の好きな気持ちに良いとか悪いとかないと思っている。誰が誰をどんな風に好きだったとしてもそれはその人の自由であり、他人にあれこれ言う資格はない。(まあ、あまりにも誰彼構わず好き!みたいな人を見ると苦笑してしまうのは事実だし、そういう人が自分の担当も好きだと苦笑どころか真顔になるのが本音だけど) 

元々ジャニーズに対して好意的ではなかったのもあって、担当と呼べるのは今ずっとブログに書いている人だけだ。趣味も交友関係も狭く深くがモットーのわたしは自分の興味のないものにはとことん知らないし知らなくていいと思っているので、他のグループやジュニアのことは話題を振られてもほとんど答えられない。嵐ですらカラオケで歌えるレベルに知ってる曲は片手で数えられる程だ。ジャニヲタになるまでテレビをまともに見たことがほとんどなかったのも原因である。今年人生ではじめて24時間テレビを見ることになるぐらいだ。(バラエティ番組の面白さがイマイチ分からないタイプの人間で、今も担当が出ていない箇所なんかは速攻飛ばしているし、2時間のバラエティ番組を見続けて編集するのは結構骨が折れる)そんなわたしだけど、ジャニーズで初めにハマったのは担当のグループではない。ひとつめの記事でも書いたけれど担当に出会う前に一ヶ月だけ好きだった人がいた。仮にAくんとする。今現時点でAくんがわたしにとって「もう一人の担当」と呼べる存在か?と言われれば、残念だが違う。担当と出会う前の一ヶ月間はAくんのことしか見てなかったので、その時は担当だったかもしれないけれど、担当と出会ってからはAくんにはほとんどお金を遣っていないし、四六時中担当のことばかり考えているのでもはやわたしの心に彼は存在していない。

 

わたしは「担当/自担」って特別な言葉だと思っている。他の界隈から突然ジャニーズにやってきた身だからなおさら。ただ単に好きとか推してるとかじゃなくて、「担当している」。ここには、自担を信じて自担を愛してそれなりの行動力と責任感を持ってその人を応援する、グループや自担の調子が下り気味なときでも、揺れずについていくという意味が含まれていると思っている。少なくともわたしはそうだ。だからわたしは担当のことを表現する時「推してる」「推しメンは」などの言葉は意図的に使っていない。必ず「自担」とか「○○担」と言うようにしている。完全な自己満足であり、推しと呼んでいても行動力と責任感をもって応援している人はたくさんいることも承知の上だけれど、ジャニヲタになってからのわたしの密かなこだわりだ。

 

わたしの心に彼は存在していないと言ったものの、今もAくんのことは好きだ。仮にも今まで無縁だったジャニーズな沼に引きずり込んだほどの魅力的な人なので、全くどうでもよくて冷めてしまっているわけではない。コンサートに行けば普通に沸く。うちわも持つ。コンサート中は全力で楽しんでいる。だけれど、わたしはこの間の公演の帰り、オタクで超満員の電車に揺られて帰宅する頃にはもう、担当のことしか頭になかった。Aくんはテレビや雑誌によく出ているけれどわたしはそのどれも積極的にチェックしていない。日常生活でAくんに想いを馳せることは皆無だ。

こんな感じですごく中途半端に掛け持ちもどきみたいなことをしているんだけれど、最近「本当の意味で担当に一途になりたい」気持ちが芽生えてきた。担当と担当のグループ以外のコンサートには行かないし、歌番組に出ていても飛ばすし、音源も聴かない。そうなりたいと思い出した。担当以外のジャニーズに例えコンサートに行った時だけだったとしても沸く自分が許せなくなってきた。なぜただの趣味なのにそこまでごちゃごちゃ考えて拗らせるのか?もっと気楽にすればいいのにと我ながら思うけれど、こんな風に思うのは長いオタク生活の中で担当が初めてでどう対処すればいいのか分からない。気持ちの悪い言い方をすれば担当に自分を独り占めしてほしい。わたしが彼を独り占めすることは地球が何回回ろうが不可能だけど。

 

以上のことから考えると、わたしはどうやら掛け持ちを「悪」としているらしい。これは自分限定で、冒頭にも書いたけれど他人が掛け持ちしてようがDDだろうがさして興味がないというか個人の自由だと思っている。でもわたし個人は掛け持ちしたくない。担当だけ好きでいたい。365日24時間わたしの気持ちを明るくするのも暗くするのも彼だけでいいと思っている。Aくんには何の落ち度もないが、わたしはもう次のツアーには行かないだろう。究極の自己満足でアイドル側からしたら心底どうでもいいことだが、わたしはやっぱり担当に一途になりたい。たまに別のグループのコンサートに入ることが一途ではないことにならないし、気持ちだけで言えば担当に対してずっしり重たい愛情を向けている訳だからそこまで自分に厳しくする必要は何もないんだと思うけれど、それでもやっぱり。

 

ついでに言うと担当を好きになってからどんなに美しいジャニーズ(に限らず俳優やその他芸能人でも)を見ても一ミリも心が動かされなくなってしまったため、今後掛け持ちすることもなさそうだ。もちろん未来に絶対はないので言い切ることはできないが、なんとなく勘で担当から降りるときがわたしがオタク人生を引退するときなんだろうなと思っている。まだまだ終わらせたくない、なんなら生涯現役でいたいので、担当はもっとわたしのことを好きにさせてほしいな!

 

そういえばこの休みで録画してたMステをひたすら見てて、犬のロボットですらあんな風に抱き抱えてもらえるんだな〜羨ましいな〜って拗らせた。顔近すぎ…くっついてるし…ロボット相手に嫉妬するなんて我ながらぞっとする。ちなみにあのコラボなかなかシュールだったけど、犬ロボとの絡みでメンバーの個性が垣間見えて面白かった。大満足。